高らカニ

人々の役に立つ情報です

2023年2月にいっぱい聴いた曲

1月にいっぱい聴いた曲をまとめて紹介したんですけど

kanysuke.hatenablog.com

正直単発で飽きて終わると思ったんですが

まさか2月になってもモチベが落ちないとは思わなかったので

今月もいっぱい聴いた曲を紹介したいと思います

ちなみに今音楽と関係ないとある文章を書いているのですが、一生書き終わる気がしないため

もしかしたらこのブログがただの音楽紹介ブログになる可能性がありますね

 

1.おゲレツ!!/市松寿ゞ謡

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市松寿ゞ謡さんっていうのはホラゲー作ったり歌作ったりしてるマルチクリエイターVTuberなんですけど

不思議な世界観と電波感に中毒性があって好きですね

ミックス次第でもっと化けそうだけどこれはこれでいいのかもしれないです

 

2.Rape Me/Nirvana

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Nirvanaは『Nevermind』しか聴いたことなかったので

今月は『In Utero - 20th Anniversary Remaster』をいっぱい聴きました

music.apple.com

アルバムとしてはこっちのほうが好きかもしれない、わかんないけど

最初なんとなく聴き流してたときに「あれひょっとして『Rape Me』って言ってない?」と思ってタイトル見たら「Rape Me」って書いてあって「うわ『Rape Me』って言ってる!」となりました

その後歌詞を読みました

それだけです

 

3.ポリゴンウェイヴ/Perfume

www.youtube.com

Perfumeってすごいですよね

いつどんなときに聴いても同じ感覚で良さを感じられますよね

中田ヤスタカがすごいともいえるけど

逆に言うと何を聴いても中田ヤスタカじゃんとなってしまうんですけどね

アルバム全部よかったです

Plasma

Plasma

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥2241

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4.NOT MY RESPONSIBILITY/Billie Eilish

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今月一番の衝撃で言うとBillie Eilishでした

正直「bad guy」とか超有名どころの曲しか聴いてなかったので

ほぼ私の中では一発屋くらいの認識だったんですけど(流石に嘘かも)

他の曲も全然いいですね

アルバム通してめちゃくちゃよかったです

よくわかんないその辺のASMR聴くよりこのアルバム聴いた方がいいですよ

music.apple.com

 

5.デビュタントボール/星街すいせい

www.youtube.com

2ndアルバム聴きました

Specter

Specter

  • 星街すいせい
  • J-Pop
  • ¥2444

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めっちゃいい曲いっぱいあるんですよ。声も歌い方もかっこよくて好きです

他の曲だと「ソワレ」とか「7days」とかがお洒落だし聴いてて気持ちいいです

ただやっぱりどうしても各コンポーザーのコンピレーションアルバムっていう印象が抜けないんですよね

そういう意味では私的には星街すいせいが自身で作詞してるこの曲が一番好きになりやすかったです

 

 

 

 

以上、今月は5曲の紹介でした

各アーティストから1曲という縛りをなんとなく課しているので

アルバムで聴いてるとたくさん紹介できないんですよね

まあでもこれくらいのボリュームの方が書きやすくて続くかも

是非何曲かは聴いてみてください

おわり

 

2023年1月にいっぱい聴いた曲

昨年末にふと思い立って備忘録的に下の記事を書いたのですが

kanysuke.hatenablog.com

まあ1年10曲(11曲)じゃ全然足りないよねっていうことと

上ではとりあえず紹介程度しかできなかったので

定期的に思い出せるようにもう少し真面目に書きたいなと思いました

音楽ってやっぱり経験とセットみたいなところあると思うんですよね

特に今休職中につきめちゃくちゃ音楽聴いてるので色々溜まる溜まる

 

補足:いっぱい聴いたというだけで必ずしも好きな曲とは限らないです

 

(最近気づいたんだけどもしかして読んでくれてる人もリンクの動画までは観てない?

貼る意味ないのかもしれないと思いつつまあ貼りますけど)

 

さっそく行きましょう

 

1.人人人/SixTONES

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SixTONESって何者なのかいまだに知らないんですけど曲は2曲くらい知ってます

この曲に関しては「パフォーマンスとリリックはダサい」けど「サビがキャッチーだなあ」て感じ

キャッチーってとりあえず言っとけば褒め言葉っぽくなるから便利ですよね

そんなことより推しキーボーディストの西村奈央さんが映ってるので嬉しいです

 

2.Hyper Cracker/ASP

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最近ってポップラップ流行ってるんですかね(いいこと)

どんな音楽にも合いますからね

これはいわゆる中毒性の高い電子音楽といった感じです

歌唱力があんまり高くないのでソロパートでちょっと不安になりますが

とりあえず「わたしと仕事どっちとるの もち Watch ポルノ」がパンチラインでした

 

3.Ruin My Life/Zara Larsson

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めちゃくちゃ美しい人で美しい声で美しい曲だと思いました

サビが気持ちいいですね

動画が横長なのがめちゃくちゃ気に入りません

 

4.Californication/Red Hot Chili Peppers

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レッチリ16年ぶりのメンバーでもうすぐ来日ってことなので

この曲というかアルバム単位でしばらく聴いてました

music.apple.com

曲の郷愁感とMVのギャップがよくわかりませんね

 

5.忘れてやらない/結束バンド

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これもアルバム単位で聴いてます(アルバム枠が必要か?)

正直まじで全曲好きです

結束バンド

結束バンド

  • 結束バンド
  • アニメ
  • ¥2139

music.apple.com

アニメのライブシーンでファーストインプレッションが一番よかったのがこの曲でした

めっちゃ勢いありましたよねアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』

アルバム『結束バンド』の曲は全部聴き心地がよくてすごいと思います

喜多ちゃんの声がいいですよね

 

6.JOVE JOVE/八十八ヶ所巡礼

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これもぼざろ影響ですね(廣井きくりの元ネタ)

ドラマーの人が特にかっこいいです

八八(八十八ヶ所巡礼)は名前だけ知ってて今まで真面目に聴いたことなかったんですけどかなり良いですね

今月一番はまったのが八八だったと思います

これから年単位で聴き続ける予感があります

この曲以外だと「狂感できない」とかも好きです

ちなみに去年はHIPHOP系が多かったので今年の目標は「ロックを聴く」です

 

7.R.T.N/KANDYTOWN

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舌の根も乾かぬうちにHIPHOPで申し訳ないです

これもアルバム枠ですね

KANDYTOWN

KANDYTOWN

  • KANDYTOWN
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2139

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KANDYTOWNはMCがたくさんいるので曲によってちょいダサかったり波があるんですけど

この曲に関しては全員キマッてると思います

n年代クラブミュージックって感じ(詳しくない)でお洒落です

残念ながら今年3月でクルーとしては解散になるみたいですけど

 

8.Easy Breezy/chelmico

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chelmicoの最新アルバムとかは聴いてたんですけど「Easy Breezy」が収録されてる『maze』は聴いてなかったので今頃になって聴いてみました

maze

maze

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曲のテイストにバリエーションがあって楽しいアルバムです

「Easy Breezy」ってなんかもはや私の中ではクラシックくらいの気持ちなんですけど2020年リリースらしくてビビります

余談ですがこのアルバム中に「ごはんだよ」って曲があってめっちゃ長谷川白紙っぽいなと思ったらやっぱり作編曲長谷川白紙でうれしかったです

 

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(ここからは昨年末の記事で一度紹介した曲なんですけど、今月もめちゃくちゃ聴いてるという意味で無視できないというのと、もう少しちゃんと話したいというので2曲追加します)

 

9.バイバイ、雨

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昨年末ギリギリに見つけた曲です

曲調とボーカルのあよさんの声がマッチしててなんというか最高なんですよね

これは森羅万象という同人サークルのオリジナルアルバム『あるまげどん』に収録されてる曲です

正直にいうと森羅万象ってあんまり好みではなかったというか(私の立場上言及しにくいサークルだったというのもある)(わからない人はわからなくていいです)

元々東方音楽のアレンジサークルなんですけどそっちではnot for meな感じでした

でもオリジナルの方はかなり好みの曲が見つかるのでこれからはちゃんと追っていこうと思います

 

10.ODDTAXI/スカートとPUNPEE

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もう正直殿堂入りです

PUNPEEは天才なので今さら言うまでもないんですけど

スカートの声とPUNPEEのラップの親和性がパーペキマッチングという感じですよね

MVも好きで、アニメ『オッドタクシー』のキャラクターやシーンも取り入れつつ実写の東京の夜をドライブしているお洒落感も楽しめて最高です

 

 

 

以上、10曲に絞って紹介しました

来月もやりたいけど思ったより体力持っていかれるのでやらない気がします

是非何曲かは聴いてみてください

おわり

 

 

いまこそ改めて「中の人」について考えようよ

最近映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観まして、めちゃくちゃ面白かったので原作スラムダンクが好きでアニメーションが好きな人は是非観てほしいなと思うわけですけども。

 

この映画を観たことで今まで以上に考えるようになったことがあります

それは「アニメキャラの『中の人』って誰なんだろう」ってことです

 

「中の人」というのは色んな場面で使われる言葉であり、場面によって指す人物が異なることは多いのですが、ことアニメ界隈においては十中八九『声優』を指します

しかし正直に言うと、私は『中の人=声優』という図式に違和感を覚え続けてきました

 

「声優の音楽ライブは声優のライブであってアニメキャラが歌って踊っているわけではない」

「声優のラジオは声優のラジオであってアニメキャラが喋っているわけではない」

「声優をバラエティ番組に呼んでキャラクターのセリフを喋らせるな」

 

私はそう感じるのが普通だと思っていました

しかしどうにも世の中にはそうは感じていない人が多くいるようです

このギャップについて私は軽く10年以上考えてきたことがあるので、せっかくの機会だしここらで発散させておこうと思いました

(一部懇意にしている友人にもここの考え方が私と大きく異なる人が存在しているので、できればこの文章は読まないでほしいなと思っています)

 

何を以て「中の人」と呼ばれるのか?

『声優が「中の人」と呼ばれるのは、そう呼んでいる人が声優とキャラクターを(一部)同一視しているからに他ならない』

これが私の出した今のところの結論です

キャラクターの印象を大きく決定づける要素として「見た目」「声」「性格」などが挙げられると思います

そういう意味で「声」を充てている声優がキャラクターの印象の大部分を左右するということは確かでしょう

しかし逆に言えば声優は「声」しか担当していません

「見た目」と「性格」については声優とは関係がない部分になります

原作のあるアニメであれば原作者、もしくは専属絵師が容姿(キャラクターデザイン)や性格を決めているでしょう

他キャラクターとの絡みによってどのように物語が進んでいくか決めるのも原作者や脚本家です

それに加えて個々の場面でキャラクターがどう動き、どんな表情を見せ、どんなセリフを口にするのかはアニメの監督、演出、キャラクターデザイン、原画マンなどによって決定されていきます

そこに声の演技を加えるのが声優の仕事なのです

もちろん声の演技によってキャラクターの内面や場面の印象も変えることができますが、それらは監督や演出と合わせて考えられていくものであり、決して声優だけで決まるものでもありません

 

ではなぜ声優だけが「中の人」と呼ばれているのでしょうか

今挙げたような人たちが全員合わさって一人のキャラクターを作り上げているのだから、全員合わせて「中の人達」ではないのでしょうか

 

声優のライブは声優のライブ以外の何物でもない

ここでいう声優のライブというのは、声優がキャラクターに扮して歌を歌いMCをするタイプのライブということを伝えておきます

アイドル系アニメやゲームにおいて顕著ですが、アイドルキャラクターの声を充てている声優がそのキャラクターの衣装を着て、そのキャラクターとして舞台に立って歌って踊るライブがよくあります

この辺の話については、私は全くの素人であり一度も目にしたことがなく、詳しくは語れないので、すでにいろんな方が自分の意見を文章化してくれているのを一部引用させてもらって楽をすることにします

 

以下は声優ライブに肯定的な意見を持つ方の文章

なぜオタクは声優のライブへ行くのか|フーモア内定者|note

声優にキャラクターを投影し、そのキャラクターがあたかもその場に存在しているかのような錯覚を覚える。そして、そのキャラクターに対して、日頃の愛情をコールなどの応援としてぶつける。そうすることで日常では叶わない、キャラクターへの想いを体現するのです。

 

ふむふむ声優はキャラクターの現実世界への写像(像)であると。その像に向けて感情をぶつけることがキャラクターへの愛を伝える行為の代替となり得るのだとそう考えているわけですね

率直な感想としては「その感情は結局声優にぶつけられているだけじゃないの?」ということでしょうか

極論キャラクターはこの世界に実在しているわけではないので、あなたの感情を受け止められる本人がいるわけではありません

「日常では叶わないキャラクターへの思いを体現する」とこの方はおっしゃっていますが、体現できていません

そしてなにより、「キャラクター」の「声優」への写像というのが結局のところ恣意的でしかなく、これが声優を「中の人」たらしめる理由にはなり得ません

 

次は逆に声優ライブに否定的な意見を持つ方の文章

声優ライブを楽しめないコンプレックス

だって、私の推し推し声優は違う生命体じゃないか。ただ、声を提供されているだけじゃないか推し声優がこんな風に踊ったからといって、私の推しがこんな風に踊るとは限らないじゃないか運営から用意されている以外の言葉推し声優推しっぽく喋っても、それって声優言葉じゃないか。それは、私の推し言葉じゃない。推し声優推しのように喋っているだけだ。

 

お分かりだと思いますが私はどちらかというと2人目の方の立場にいます

2人目の方の文章は先述した「キャラクターの動きや言葉を作り上げるのは声優だけじゃない」という話につながりますね

写像の話に戻るのであれば、「キャラクター」から「声優」への写像単射ではない(もちろん全射でもない)ため、逆写像は成り立ちません

こんな説明で補足になるとは思えませんが、そういうことです

ここら辺の違和感を覚えている人は思ったより多くいるようで、そこに関しては私も少し安心しました

 

(追記)

ここで挙げさせていただいた二方の意見はそれぞれ個々人の意見であり、声優ライブの「肯定派」「否定派」を代表する意見ではないことを、(言うまでもないとは思いつつ)補足しておきます

(追記おわり)

 

ライブではないですがここで声優のラジオについても触れておきます

こちらに関しても私は全くのド素人故少しだけ触れてなんとなく誤魔化すこととします

その昔、シスタープリンセスというメディアミックス作品がありまして

雑誌上で生まれた作品がゲームやアニメ、ラジオ番組へと繋がっていった一大コンテンツなのですが

当然声優はあとからキャラクターに充てられたことになります

そしてその声優がキャラクターとしてラジオをするという流れだったそうです

これはその当時のラジオパーソナリティを務めていた可憐というキャラクターの声優である桑谷夏子さんが、『VTuber可憐の「シスター・プリンセス~お兄ちゃん♡大好き~」#1』の中で言及していたことなのですが

当時は、ラジオのリスナーから「こんなの可憐じゃない」と大バッシングを喰らっていたようです

これは当然ラジオで喋る内容は声優がアドリブで決めている部分が多く、熱狂的なファンからするとキャラクターのイメージとの乖離があったことが原因だったのだと推測しています

昔のオタクは今よりこの辺に不寛容だったのかもしれませんね

(この辺は全部推測なので桑谷さんの発言以外のソースはないです)

 

モーションキャプチャーによる動きと「中の人」

さて、ここで冒頭の話題に立ち返るのですが、映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、バスケの試合シーンは全てモーションキャプチャーによる3Dで表現されています

これがすごく臨場感があり面白い部分なのですが、ここではキャラクターの動きというものが与える影響について考えてみることとします

先ほどキャラクターの印象を大きく決定づけるのは「見た目」「声」「性格」などの要素だということを言いましたが、キャラクターの動きというのはその中で「見た目」「性格」に掛かってくるものだと思います

特に「性格」の方の影響は大きく、歩き方や走り方で性格の解釈は大きく変わりますし、そのキャラクターが運動音痴なのか得意なのかなどといった特性も見ることができます

 

SLAM DUNKはいったん置いておいて、例としてプリキュアシリーズのEDダンスについて触れておきましょう

プリキュアシリーズでは第6作目である『フレッシュプリキュア』から、エンディング映像がプリキュア達が3DCGでダンスをする映像になりました

www.youtube.com

 

ダンスはモーションキャプチャによって動きをつけられていて、ここでは実際にダンサーに踊ってもらったモーションをそれぞれのキャラクターの3Dモデルに流し込み、後から細かな修正を加えることで映像を作っています

この場合キャラクターの動きを決定付ける一番大きな要素はダンサーになるわけです

もしあなたが『デリシャスパーティ♡プリキュア』を観たことがなく、初めて観た映像が上のエンディング映像だったとしたら、キャラクターの印象はほとんどデザインと動きのみによって構築されるわけで、「中の人」はむしろダンサーになるんじゃないでしょうか(もちろんそう呼ぶことを推奨してるわけではありません)

少なくとも声優にはならないと思いますね

 

話は逸れますが、このようなモーションキャプチャーによってすべてのプリキュアが画一的にダンスをすることは個人的に違和感を覚えます

ダンスが不得意なプリキュアだっているでしょうに

子守唄で赤ちゃんを泣かせてしまうくらい歌がド下手な相田マナ(キュアハート)がキャラクターソングでは上手に歌っていることに対する違和感なんかとも似ているかもしれないですね

これについての考えも少しあるのですが本題とはかなり外れてしまうので別の機会に

 

まとめ

キャラクターを形成するのには多くの人間が関わっており、声優のみを取り上げて「中の人」と呼ぶ文化にはいささか違和感を覚えます

という話を長々としてしまいました

皆さんはどのようにお考えですか、よければ教えてください

 

別の話

ここで、VTuberの「中の人」は全く別の概念であり、これこそ「中の人」と呼ぶにふさわしいのではないかと私は思います(再び写像の話に戻ると、こちらは限りなく全単射に近い)

だからこそVTuberのキャラ設定やロールプレイ、第三者によって作られた公式アニメなどを観ると「なぜアニメキャラクターと一線を画すVTuberの利点をわざわざ潰すようなことをしてるのだろう」と思わざるを得ないという話ができるのですが、これもまた別の機会にちゃんと書きたいと思います

 

おしまい

 

2022年にいっぱい聴いた曲を紹介するだけ

AppleMusicとかYoutubeMusicとかSpotifyとかで1年に聴いた曲・アーティストのハイライトみたいなのがあるけど個人的な感覚とは結構乖離してるので自分でまとめました。

2022年に聴いたというだけで2022年リリースという意味ではないです。

2022年にいっぱい聴いたというだけで2021年までに聴いたことがなかったという意味ではないです。

解説記事ではないです。

 

思い出すのめんどいので10曲だけ選びました。どうぞ

 

1.あなただけ/長谷川白紙

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デッデッデッ

 

2.Unstep feat.ケンモチヒデフミ/somunia

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2022年1番最初に聴いた曲

 

3.情熱/KinKi Kids

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今年は昔聴いてた曲の公式からの供給が多かったけどこれはその一つ。キンキ好き

 

4.ODDTAXI/スカートとPUNPEE

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オッドタクシー結局ダイアンユースケの役が一番好き

 

5.バイバイ、雨/森羅万象

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これ今日初めて聴いたんだけどよすぎて入れちゃった

 

6.Let's go to the sea ~OASIS~/TUBE

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これも昔から好きな曲だけど今年サブスクとかMV公開されてまた聴くようになった

 

7.Permission to Dance/BTS

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活動再開して

 

8.タイムマシーンにのって/PUNPEE

www.youtube.com

PUNPEE2曲目になっちゃったけど流石に今年一番聴いたアルバムがMODERN TIMESなのでこれを入れないわけにはいかず

 

9.Tag/ao

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このとき中学生だって。若さは強さ

 

10.F Wonderful World/ano

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ゲロチューじゃないよ

 

11.飛翔するmeme/花譜×たなか

www.youtube.com

MV最高。最近花譜追えてないね~

 

はい、以上です

なんか11曲になっちゃった

あとサブスクのみでYoutubeに動画ないやつは入れてないです

抜け漏れもあると思うけどしょうがないね

本当はHIMEHINAを一番聴いてます

また来年も覚えてたらやりたいので聴いた曲はちゃんとリスト化しておこうかな

ではまた。よいお年を

歌を聴くとき歌詞をどれくらい意識する?

「歌の歌詞ちゃんと聞いてる?」

みたいな話題たまーにTLでオタクが喋ってるのを見かける。

いきなり結論だけどこれに関しては「曲による」としか言いようがない

SOUL'd OUTの歌詞を注意深く聞いてる人がいたら心配になるし、逆にMOROHAを歌詞も聞かずにぼーっと聞き流してる人がいたらその人とは今すぐ距離を置きたい

 

SOUL'd OUT 『1,000,000 MONSTERS ATTACK』 - YouTube

www.youtube.com

 

MOROHA「革命」MV(監督:行定勲 MOROHA BEST〜十年再録〜より) - YouTube

www.youtube.com

 

と、これでこの話題について話すのを終わらせてしまうことはできるのだが

せっかくのコロナ療養期間だしもう少し歌詞を聞くということについて深堀りしてみようかなと思った。

 

全然理解できなくてもいい曲はいい

そもそも歌詞を完全に理解しようなんてのはエゴであり

作詞者本人がこういう意味だよと公言でもしていない限り我々は

あーこの歌はこんなことを言ってるんだなあという程度に理解した気になることしかできない

ましてやわかりやすい表現を使って声という感情で直接的に殴ってくるMOROHAのようなアーティストならまだしも

メタファーをふんだんに盛り込んだ詩的な(という表現が正しくないことは承知だが)歌詞については

曲全体のテーマすら掴むことがむずかしいという場合があるのも事実。

 

正直に申し上げると私は数年前までずっと真夜中でいいのに。が好きではなかった。

歌詞に意味を持たせているような含みがあるのにその一切を理解させる気すら感じなかったからだ

少し具体的に話すとACAね氏の書く詞には圧倒的に主語と目的語が足りない

補うこともできないくらいに複雑な文構成をしているにもかかわらずである

例として代表的かつ最も難解な曲の1つである『秒針を噛む』を挙げてみたい

 

  生活の偽造 いつも通り 通り過ぎて(←何が?どこを?)

  1回言った(←誰が?誰に?)「わかった。」戻らない

  確信犯でしょ? 夕食中に泣いた後(←たぶん「君」が?) 君は笑ってた

 

  「私もそうだよ。」って 偽りの気持ち合算して(←たぶん「君」が?)

  吐いて(←何を?) 黙って(←誰が?) ずっと溜まってく(←何が?)

  何が何でも 面と向かって「さよなら」

  する資格もないまま 僕は(←ここで初めて明確な主語)

 

ここまで主体も客体も具体性を帯びないまま進んでいく歌はとても珍しい

Aメロが終わってなお何の曲なのかが全く分からない(おそらく別れの歌)

日本語らしいのに日本語に感じない、情景が一切思い浮かばない

だから聞いてて気持ちが悪い、それが当初の率直な私の感想だった(ずとまよファンの人はできれば怒らないでほしい。代わりにあなたは私に対して臆することなく私の好きなものについての批評ができるのだから)

 

ずっと真夜中でいいのに。『秒針を噛む』MV - YouTube

www.youtube.com

ちなみに先ほど数年前までずとまよが好きではなかったと述べたが、それはつまり今は好きだということだ。

今では歌詞を聞き流すことができるようになり、無事SOUL’d OUTと同じ分類として聴くことができるようになった(元々音楽としては素晴らしいことを知っていたから)

 

歌詞が難解で理解できないというのはなにもずとまよだけの話ではない

崎山蒼士の『五月雨』を理解できる人間もそうはいないだろう

崎山くんが13歳のときに作詞したあの歌詞を、である

 

崎山蒼志「五月雨」(MV) - YouTube

www.youtube.com

一貫してテーマすらわからないまましかしどこか美しさを感じながら聴いていると

果ては情景のようなものすら脳裏に浮かんでくる

歌詞などこれぽちも理解していないのにもかかわらず。

この現象を言葉で説明することは難しいが

有り体に言ってしまえば、「それっぽい雰囲気で分かった気になる」ことができる

お洒落さとは一部そういうものなのかもしれない

そして崎山くんという若い才能に畏怖することが、いっそ気持ちいいとさえ感じさせるための難解さであると言ってしまえるかもしれない

かもしれない

 

メタ要素は歌詞を読むだけではわからない

アーティストは自身の楽曲に様々な意味を込めるがそれは当然本人の経験や社会情勢に本人の解釈が盛り込まれてそのアーティストだけの表現となっている

しかしJ-POPに標準的な4分程度の楽曲の中で人生すべての経験を詰め込むのは不可能であるから

歌詞の中では決して語られない前提となる知識や経験が土台となって存在することがしばしばある

そういった土台は本人が語らなければ、そしてそれを知らなければ当然我々が理解する由もない

しかしそういった裏側を知ることでより深く楽曲の事を理解し、楽しめるようになることもあるという意味で

これらのメタ要素は欠かすことのできない面白ポイントなのである

 

マキシマム ザ ホルモン 『予襲復讐』 Music Video - YouTube

www.youtube.com

中学時代のいじめの経験を歌っていると知って聴くのと知らずに聴くのでは感じ方は全然違う

 

FLOATIN' / 舐達麻 (prod.Green Assassin Dollar) - YouTube

www.youtube.com

1.0.4というクルーが金庫強盗の逃走中に事故で亡くなった過去を歌ってると知ってから聴いてもあんまり感じることは変わらないですね。アホがアホな経験をエモく歌ってるだけなので。

 

HIMEHINA『うたかたよいかないで』MV - YouTube

www.youtube.com

いなくなってしまった元ゲーム部の4人に向けられた曲であることを知っている人は案外少ない。

京アニ放火事件を受けて作詞された曲でもあることを知っている人はほとんどいない。

 

HIMEHINA『水たまりロンド』MV - YouTube

www.youtube.com

今の時代を生きている人間であればコロナ禍に自由を求める気持ちを歌った曲であることは察せられる

ジョージ・フロイド氏の事件についても歌っている、ということを歌詞だけから理解できるほど国際的な人種差別への意識を持っている日本人オタクはそういない

 

 

HIPHOP文化にありがちのリリックの引用ってのもここに含まれるのかもしれない

詳しくないからあんまり下手なこと言えないけどね

 

世の中の9割以上の曲は歌詞を理解してもしなくても好きになれる

例えばごりごり恋愛の歌など私にとって共感できるはずもない

だから歌詞の理解は正直大きな問題ではなく、美しいメロディラインとかかっこいいベースフレーズとかリズムパターンとか、それだけで十分楽しめる

とはいえひとつの創作物語を読んでいるような気分で歌詞を楽しむこともできる

人並みに美しさを感じたり切なさを覚えたりするものだ

このあたりの感性は感情のない悲しき一部のオタク達には理解できないかもしれないが

 

back number - 瞬き (full) - YouTube

www.youtube.com

back numberが好きということを恥ずかしいなどと思ってはいけない

 

Official髭男dism - Pretender[Official Video] - YouTube

www.youtube.com

なんか美しっぽいじゃん

 

 

また一般に歌詞が重要とされる楽曲であっても全く共感できないことは少なくない

多くの人が泣いたとコメントしている歌に共感できずにいることは少し寂しいが

それはそれでそういうもんかと割り切ってしまってもいい

 

命に嫌われている。/初音ミク - YouTube

www.youtube.com

私はこの歌詞に共感などできた試しがない。そもそも理解できている自信もない。

 

Creepy Nuts / かつて天才だった俺たちへ【MV】 - YouTube

www.youtube.com

私はいまなお天才なのでこの曲は私に向けられていない。

 

 

あとはそう、海外楽曲なんかもそうだ

訳しながら意味を知ることはできるがそのニュアンスは母国語で感じるものとは異なる

ましてや聴きながら理解するのはほぼほぼ不可能であるから

海外の楽曲は完全になんとなくで聴いていると言っていいだろう

 

最後に

私の周りには歌詞を聞かない人が多いようだ。というかそもそも聞き取れないとか。

聞き取れないはまあ耳を強くしてもらうとして、歌詞は聞こう。一旦聞いてみよう

その上でどう思ったか考えてみてほしいなと思った。この記事に対してね

本当はもっと語りたいことあるんだけどこれ以上長くなるとまた記事が完成せずお蔵になってしまうから

とりあえず世に出すことを目的にここで打ち止めることとする。以上

 

わたしのVTuber観その遍歴

わたしのバーチャルYoutuberという存在に対する考えは2017年1月から4年半以上のときをかけ大きく変遷してきました。4年間毎日VTuberというものに思いを馳せ、その魅力についてずっと考えてきたわたしの道程をここにまとめたいと思います。

ここではある程度時系列順に(自分の記憶だけを頼りに書いたので順番はかなり適当です)VTuber界隈とその周辺で起こった出来事とその当時のわたしなりの解釈を書いていこうと思います。各タイトルから記事に飛ぶことで詳細を読むことができます(2021/10/07現在まだどこにも飛べません)。メタ的な話や負の出来事についても遠慮なく触れていくので、タイトルを見て危険を感じたら飛ばすなりブラウザをバックするなりしてください。

 

2017年くらい~

キズナアイ出現(2017年1月の衝撃)~わたしのVTuber概念は炭酸ジュース風呂動画で構築された

 

2018年くらい~

猫宮ひなたゲームプレイヤー別人疑惑 ~しゃべりとゲームが別人だとなにが問題か?
にじさんじ1期生が出たときの率直な感想 ~Live2Dってなんなん
ゲーム部日常動画(演劇部)について~CTuberとは
花譜は日本のどこかにいる当時15歳 ~我々と同じ世界に生きるバーチャルという考え方
アニメ、漫画、ゲームキャラのバーチャルYoutuber化① ~それはただのアニメです

 

2019年くらい~

鳴神裁という男 ~彼は害悪か必要悪か
改めてバーチャルYoutuberの定義ってなんだろう①(VRケルトン、宇宙怪獣アンチン、club cindy編)~アバターが本質か?
中の人が変わったらそれは同じVTuberか?(ゲーム部、華香院つばき)~思い出は虚構か本質(バーチャル)か
千年愛を踊っているのは何者だ ~VTuberの強みとは
改めてバーチャルYoutuberの定義ってなんだろう②(鳩羽つぐ、薬袋カルテ、海月ねう編)~VTuberは創作か?
衝撃を受けた水科葵の実写動画 ~結局あの動画なんだったんだろう
キズナアイ分裂騒動 ~あれって本当に受け入れられないものでしたか
ARPのライブパフォーマンスに感じたアツさ ~VTuberとそれ以外の境界とは
アニメ、漫画、ゲームキャラのバーチャルYoutuber化② ~シスプリVTuber化で得た昔のオタクの在り方への共感
3Dお披露目を一大イベントにしてる大手事務所ずるい ~最初から3Dデビューさせるリスクくらい背負え
改めてバーチャルYoutuberの定義ってなんだろう③(MZM、犬山たまき、なちょこ、ポン子、ふぇありす編)~中身を知られたバーチャルたち
それってキャラソン? ~VTuberが歌う理由ってなんだ
改めてバーチャルYoutuberの定義ってなんだろう④(somunia、赤月ゆに、昆布わかめ編)~見分けのつかない非VTuberたち
好きだったVTuberの転生について(詩緑MIMI、織田信姫、久遠千歳、夜桜たま)~結局どこが好きだったんだろう

 

2020年くらい~現在

電脳少女も緊急事態宣言には勝てなかったよ ~撮影はこの世界で行なってたんですね
アンジュの身長変更おいおいおい ~地味にショック
にじさんじに感じるちぐはぐさ ~いちからはどこを目指す
雨ケ崎笑虹の移籍で感じた微かな希望 ~VTuberの抱えるとてつもないデメリットはいずれ解決を見るか
おめがのハコちゃん出産おめでとう ~めでたさしかねえ
ヒメヒナは早着替えや瞬間移動をしない ~田中工務店箱推しの理由
それって本当にVTuberの話ですか? ~褒めるときは主語がでかくなっても許されがち
独立していくVTuberたち ~富士葵、YuNi、東雲めぐ、アズマリムの強さ